【歯の知識】顎の大きさだけじゃない。歯並びを乱す原因!【歯並び】

アイキャッチ 歯の知識

歯がどうやって並んでいるか
知っていますか?

歯が生えているスペースや
絶妙な力のバランスにより
並んでいます。

解説していきます。

歯並び

歯が並ぶ顎の骨が歯の大きさよりも
小さいと歯並びが乱れます。

歯の位置はあごのスペースだけではなく
歯は唇、頬や舌の筋肉の圧のバランスで

歯の位置を細かく調整しています。

顎の骨

顎の骨は本人の成長により大きくなります。
顎の大きさは遺伝されることが多いです。

歯の生え変わりや、悪習癖により
成長のスピードが変わります。

歯並びに影響するもの

遺伝

顎の骨の大きさはご両親の顎に似てきます。
なのでお子様も似た歯並びになってきます。

矯正装置には顎の成長を抑制するものも
あります。多くは外科的に顎の位置を移
動させます。

悪習癖

歯の並びは骨のスペース不足が
原因で乱れますが、

唇やほっぺた・舌の圧でも
歯の並びを乱します。

普段何気ない動きでも歯を動かしますので
注意してみてください。

ほおづえ

手で顎を支える感じになります。
長期間ほおづえを続けていると

ほおづえをついている側の
した顎の成長が抑制されてます。

寝るときの顔を下に向けて寝る
うつぶせ寝も同じように

した顎をおさえていますので
した顎の成長を抑制します。

抑止が続くと抑制した側に顎が
曲がっていきます。

指しゃぶり

指しゃぶりを長くやっていると上の唇の圧が
歯にかからなくなり出っ歯になります。

また、下顎の成長が促進されて
受け口になります。

おしゃぶりの長期使用も指しゃぶりと
同じになりますのでご注意ください。

指しゃぶりをやめさせるには
指にからしを塗るなどの方法があります。

他に爪の噛み癖や唇の噛み癖なども
同じような感じになります。

口呼吸

上下の唇の圧が歯にかからなくなり
前歯が全体に広がってすきっぱになります。

くちを開けていたら閉じるように
気にしてみてください。

意識しづらい場合は市販品で
口を閉じれるようするテープがあります。

また、口呼吸になる原因として
鼻づまりなど口以外にも原因が
あるかもしれません。

舌の位置が悪い

舌は口を閉じている時は上あごに舌先が
ついています。

舌の位置が上あごから離れていると
唇や頬の力により歯並びが乱れます。

また、舌を前に出してしまうと
歯が後ろから押されて歯の列が広がり
すきっぱになります。

舌の位置は舌の上側にある舌小帯により
動きが邪魔されていることがありますので

歯科医院で診てもいましょう。
舌小帯の緊張が強い場合は
小帯をとってもらいましょう。

まとめ

歯の並びは顎と歯の大きさと
歯を囲む筋肉の圧のバランスで
きれいに並んでいます。

顎と歯の大きさは遺伝に
よるものが大きいです。

また、普段何気なく行っている行動が
歯並びによくない悪習癖となっている
かもしれません。

悪習癖としては

・指しゃぶり
・口呼吸
・舌の位置
・ほおづえ

などがあります

以上になります。

ご興味あれば石渡歯科クリニック
をご利用ください。

ご予約のお電話は
03-3857-0961
ネット予約はこちらからどうぞ

少しずつ気を使うことで
歯を大切にする意識が高
まると思います。

今回の内容があなたの
健康寿命を延ばす手助け
になると幸いです。

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