フッ素の効果を最大限に活かす方法は
可能な限り高濃度のフッ素を
口の中に長く保つこと
です。
フッ素はむし歯予防としてすでに一般的です。
販売されている歯みがき粉には
ほとんどのものにフッ素が配合されています。
近くのドラックストアやコンビニでも
手に入ります。
また、どの歯科医院でもフッ素を
塗ってもらうことができます。
フッ素の効果を活かす方法
1.できるだけ高濃度のフッ素入りの
歯磨き粉をつかう
2.フッ素を使ったらすすがない
の2つが重要になります。
できるだけ高濃度のフッ素入り歯磨き粉をつかう
フッ素は濃度が高いほど、
口の中にで薄まらずフッ素の効果も
高くなります。
ドラックストア等で買うときは
1450ppmのフッ素入りの歯磨き粉
を選んで購入しましょう。
また、歯医者で使うフッ素は9000ppm
でかなり高濃度になります。
フッ素を使ったらすすがない
フッ素使用後はあまり水ですすがない方が口に
フッ素が残りむし歯予防につながります。
「えーすすがないと汚れたついた水がのこる」
「歯磨き粉がじゃりじゃりしたのがいや」
そんな声をよくききます。
確かに歯を磨いたらすすぎたくなりますよね。
すぐにすすぐとフッ素がなくなってしまうので
歯みがきのやり方や歯磨き粉を変えましょう。
2回に分けて歯磨きをする
一度すすいですっきりするために歯ブラシの
やり方を工夫して2回歯をみがきましょう。
1回目は食べかすや歯についた汚れをとるため
歯みがき粉をつけてしっかり歯みがきをする。
*歯磨き粉を付けると歯磨き粉のミント系の
成分ですっきりしてしまうので歯磨き粉を
使わなくても大丈夫です。
↓
汚れを吐き出すために1度すすぐ
↓
2回目は歯に歯みがき粉を歯に塗るよう
歯みがきして、フッ素を口全体にいきわ
たらせましょう。
↓
唾を吐く
歯磨き粉が気になる人はごくわずか
(だいたい大さじ1杯)の水ですすぎましょう
よく歯医者さんに
「フッ素を塗った後30分はすすがないでください」
といわれたことはないですか?
それはフッ素を洗い流したくないのです。
歯磨き粉には研磨材や発泡材がはいっているものもあります。
研磨材や発泡材は大量に飲み込むのは
よくないと思いますので
研磨材や発泡材が少ない歯みがき粉もありますので
裏の成分表を見てえらびましょう。
まとめ
フッ素を使うときは可能な限り
高濃度のフッ素を口の中に長く保つこと
そのためには
1.できるだけ高濃度のフッ素入りの
歯磨き粉をつかう
2.フッ素を使ったらすすがない
2つのことに気使うのが大切です。
また、歯医者でつかう高濃度のフッ素を
定期的塗ることでよりフッ素の効果を高める
ことができます。
以上になります。
ご興味あれば石渡歯科クリニック
をご利用ください。
ご予約のお電話は
03-3857-0961
ネット予約はこちらからどうぞ
少しずつ気を使うことで
歯を大切にする意識が高
まると思います。
今回の内容があなたの
健康寿命を延ばす手助け
になると幸いです。
参考文献
厚生労働省e-ヘルスネット フッ化物利用(概論)著 濃野 要
フッ化物洗口マニュアル (2022 年版) 厚生労働省
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