【歯の知識】筋肉が大切!お口の開け閉め!!【下あご】

アイキャッチ 歯の知識

口を開けたり閉めたりするとき
ほっぺたあたりにある筋肉が

動いているだけだと
思っていませんか?

下あごをスムーズに動かすためには
のど元から胸につながる筋肉を
使っています。

様々な筋肉が連動して動くことで
口を開けたり閉めたり飲み込みを
できるようにしています。

それでは解説していきます。

下あご

下あごは
歯槽骨・下顎骨・顎関節
筋突起で構成されます。

歯槽骨

歯が埋まっている骨
加齢・歯周病により減る。

下顎骨

歯槽骨も骨で離れているわけでは
ないのですがあえて分けます。

様々な筋肉がついている。
筋肉により下あごの位置が決まる。

加齢とともに成長して
大きさは遺伝することが多い。

そのほかに筋力が強い人ほど
エラが張る傾向。

また、舌のわきに骨隆起といって
コブができる。

顎関節

上顎の関節窩に入り、クッションの
関節円板を挟む。

顎が動く運動と関節円板の動きが
合わないと「ぽきっ、ぽきっ」
と音がする。

ひどいと関節円盤が元の位置へ
戻らずに口が閉じなくなる。

筋突起

側頭筋がついていて
下あごが引っ張られる

下あごを支える筋肉

下あごは様々な筋肉がついていて
口を閉める筋肉と口を開ける筋肉の

力のバランスにより下あごの
位置が決まる。

口を閉める筋肉

咬筋

ほほ骨から下あごをつなぐ筋肉

側頭筋

こめかみから下あごをつなぐ筋肉

内側翼突筋

咬筋と同じ方向に引っ張る筋肉

外側翼突筋

下あごを前に引っ張る筋肉

口を開ける筋肉

舌骨上筋群

喉元にある骨を舌骨といい
舌骨より上で下あごに
つながっている筋肉の総称

下あごを後ろに引いて
口が開く動きをする

顎舌骨筋

顎二腹筋

オトガイ舌骨筋

茎突舌骨筋

この4つが舌骨上筋群

舌骨下筋群

舌骨から下で胸骨や鎖骨等に
つながっている筋肉の総称

舌骨上筋群と舌骨を引き合うことで
口を開けたり、飲み込み関係する

甲状舌骨筋

胸骨舌骨筋

胸骨甲状筋

肩甲舌骨筋

この4つの筋肉が舌骨下筋群です

まとめ

下あごは

歯槽骨
下顎骨
筋突起
顎関節

からできていて

咬筋
側頭筋
外側翼突筋
内側翼突筋

で引っ張られぶら下がっている

この4つの筋肉は口を閉じる
筋肉でもある

口を開ける筋肉は

顎舌骨筋
顎二腹筋
オトガイ舌骨筋
茎突舌骨筋

で、のど元の舌骨方向にあごを
ひくことで口を開く

このとき舌骨が動かないように
する筋肉は

甲状舌骨筋
胸骨舌骨筋
胸骨甲状筋
肩甲舌骨筋

で、舌骨の動きは口を開けるとき
だけではなく飲み込みにも関係する

顎の動きは筋肉のバランス
によって変わってくるので

とくに加齢により筋肉のおとろえが
出てきやすくなるので

咬みづらい・飲み込みづらいなど
あれば検査をしましょう

口腔機能低下症が疑われ、誤嚥性肺炎にもつながります。

石渡歯科クリニックでは口腔機能低下症の検査を
行うことができます。

以上になります。
ご興味あれば石渡歯科クリニック
をご利用ください。

ご予約のお電話は
03-3857-0961
ネット予約はこちらからどうぞ

少しずつ気を使うことで
歯を大切にする意識が高
まると思います。

今回の内容があなたの
健康寿命を延ばす手助け
になると幸いです。

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