【歯の知識】歯がグラグラしてかめない!?【歯周病】

歯周病 アイキャッチ 歯の知識

最近歯磨きしていたら
歯が動く気がする

なんだが食事しづらし
咬むといたい

それは
歯周病が進んでいる
のが原因かもしれません。

歯は歯を支える骨の歯槽骨と
歯根膜といわれる靭帯でつなって
います。

歯根膜が炎症が起きると
靭帯が緩んで動揺します。

また、歯槽骨がなくなると歯根膜
もなくなりますので、歯が動揺します。

解説していきます。

歯周病

歯周病細菌の毒素により歯槽骨
がなくなって、動揺します。

歯周病進むとさらに動揺は
ひどくなり、最終的には
抜くことになります。

歯周病の治療

歯ブラシ、歯科医院でのクリーニング

歯周病の一番の治療法は
細菌を落とすことです。

細菌を落とすことで歯周病の
進行を緩やかにします。

毎日の歯ブラシが大切です。

また、磨けない場所ができますので
定期的に歯科医院で磨いてもらうのも
効果的です。

かみ合わせの調整

歯周病は咬む力によっても
進行が早くなります。

咬む力を弱くするために
かみ合わせの調整します。

歯周病が重症な方は普通の咬む力でも
歯周病が進みますので注意です。

つなげて固定

他の歯とつなげることで
咬む力を分散します。

歯科用の接着材で固定したり、
かぶせ物で固定することがあります。

入れ歯

入れ歯で歯にかかる力を
他の歯と歯茎で支えることが
できます。

入れ歯を支える歯に負担がかかりますが、
入れ歯の構造で負担を減らせます。

また、咬む力を歯茎に負担させることも
できます。

インプラント

インプラントにより咬む場所を
増やします。

歯の本数が増え、咬む場所が
増えると一本当たりの咬む力が
減ります。

歯周病以外の原因

歯の生え変わり

5歳ころから6歳にかけて
生え変わりが始まります。

大人の歯が生えてくる過程で、
子供の歯の根がなくなり
動揺してきます。

多くは自然に抜けます。
経過観察します。

歯茎に強くついてなかなか
ぬけない場合は

歯科医院で確認して
もらいましょう。

歯をぶつけた

歯をぶつけると歯根膜が炎症
が起きてグラグラしてきます。

炎症が治まるのを待つので
経過観察をします。

動揺がひどい場合は
隣の歯と固定をします。

矯正治療

矯正治療では歯に弱い力を
持続的にかけてゆっくり
歯を動かしていきます。

弱いですが、歯をぶつけた時と
同じ炎症反応が起きています。

炎症を利用して歯を動かします
ので、少し動揺します。

ご心配な時は歯科医院に
ご連絡ください。

まとめ

歯のグラグラするのは歯周病で
支える骨が減っていることが原因です。

歯周病治療としては

  • 歯磨きや歯科医院でクリーニング
  • かみ合わせの調整
  • つなげて固定
  • 入れ歯
  • インプラント

それ以外の原因として

  • 歯の生え変わり
  • 歯をぶつけた
  • 矯正治療

が考えられ。

成長や突然の事故でも
動揺が起きることがあります。

歯周病は痛みなく進みますので
心配な方は歯科医院での健診を
お勧めします。

以上になります。

ご興味あれば石渡歯科クリニックをご利用ください。

ご予約のお電話は
03-3857-0961

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少しずつ気を使うことで歯を大切にする意識が高まると思います。

今回の内容があなたの健康寿命を延ばす手助けになると幸いです。

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