【歯の知識】歯科治療を難しくする病気 その2【骨粗鬆症】

アイキャッチ 歯の知識

骨粗鬆症の方多くいらっしゃいます

ご高齢の方は骨密度が低くなった方は
骨折をするとベット生活が長くなり

寝たきり状態へ早くなってしまうので
骨粗鬆症の薬を服用されています

体のことでとても大切ですが
歯科治療では副作用もあります

解説していきます

骨粗鬆症

「こつそしょうしょう」と読みます

骨は毎日造ると壊すを繰り返していて
「骨のリモデリング」と呼ばれています

加齢により造るスピードは鈍化して
骨は壊される量が多くなりスカスカに

ひどくなるとつまずいただけでも
骨折するくらい脆くなります

骨折は寝たきりになる可能性が
高まるのでお医者さんでは

カルシウム製剤やビタミン剤
ビスホスホネート製剤などが
処方されます

ビスホスホネート製剤

ビスホスホネート製剤は骨のリモデリングの
壊すスピードを抑える薬になります

骨粗鬆症をはじめ、変形性骨炎、腫瘍の骨転移、多発性骨髄腫、骨形成不全症などの

治療薬として使われています。
副作用として顎骨壊死や病的骨折がある

特に歯科治療では顎骨壊死に注意しなければ
ならないです。

歯科治療への影響

抜歯や歯周外科など外科処置時に
骨が感染して骨髄炎になる可能性がある

さらに口腔衛生状況が悪いと条件が悪くなると
顎骨壊死となり骨がなくなってしまうことが
あります

インプラント治療に関してもインプラントを
顎にうえる時には顎骨壊死の可能性は低い

ただ、インプラント周囲炎といって
インプラントの歯周病になると
進行が早くなる傾向だそうです

ビスホスホネート製剤を処方して
もらっている方は

お医者さんと相談して
そのまま手術をおこなえるか

服用を中断をするか相談する
必要があります

まとめ

骨粗鬆症は骨が弱くなる病気で、
治療法としてビスホスホネート製剤の
服用が代表的です

歯科治療への影響としては
顎骨壊死が考えられ

抜歯など小手術を行ったとき
顎骨壊死が稀に確認されています。

ビスホスホネート製剤を服用の方は
必ずお知らせください。

また、手術中の感染リスクを下げるために
日頃からお口を清潔に保ちましょう

ぜひ歯科医院にてクリーニングを
ご活用ください!!

以上になります。
ご興味あれば石渡歯科クリニック
をご利用ください。

ご予約のお電話は
03-3857-0961
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少しずつ気を使うことで
歯を大切にする意識が高
まると思います。

今回の内容があなたの
健康寿命を延ばす手助け
になると幸いです。





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