日中の歯ぎしりは意識して
歯をつけないようにすることができますが、
寝ている時の歯ぎしりは意識しようが
ないのでマウスピースが必要になります。
マウスピースは歯ぎしりのような
歯のかかる力のコントロール以外にも
使われます。
解説していきます。
マウスピース
歯をおおって歯やあごの関節をまもる。
種類によってはホワイトニングや矯正治療
にも用いられることがある。
ソフトタイプとハードタイプの
２種類があります。
ソフトタイプ
軟らかいマウスピースでハードに比べると
違和感が少ないです。
グミのような感触なので咬む癖が
ついている人はより咬んでしまうので
癖が強くなる傾向です。
ホワイトニング
マウスピースの中に薬剤を入れて
歯を白くしていきます。
コンタクトスポーツ
（ボクシング・アメフトなど）
コンタクトスポーツで起こる外部からの
瞬間的な衝撃を和らげる。
また、下あごが固定できるので
体のふらつきを抑える。
ハードタイプ
硬いマウスピースになります。
ソフトより硬く締め付けられる違和感が
強いが、修理することができる。
歯ぎしり
硬いく装着しても変形しないので
歯を固定することができます。
固定することで上の歯全体で
咬む力を負担することができる。
歯ぎしりしている時、材料の樹脂が
歯の代わりに削れてくれます。
硬くて厚みがあるので、歯を離して
あご関節を休めることができます。
矯正治療
矯正治療後の後戻り防止で使ったり
矯正のワイヤーの代わりに歯を動かす
こともできます。
ただし、マウスピースによる矯正治療は
埋まっている歯を引き出したり、歯の移動
が多い症例には向いていません。
睡眠時無呼吸症候群
寝ている時に気道が塞がれて
呼吸が止まる。
上下にマウスピースをつけて
下あごを前に出すことで呼吸を
改善します。
無呼吸のマウスピース装置は
医師による診断が必要になるので
注意してください。
使用上の注意
歯を包み込みますので
可能な限り歯を磨いてから
使いましょう。
使い終わったら必ず洗いましょう。
洗う時歯ブラシなどで磨きます。
ただし歯磨き粉は研磨材が入っていて
マウスピースを傷つけて余計に汚れる
原因になりますので、研磨剤が入っていない
入れ歯用の歯磨き粉を使いましょう。
また、入れ歯用の洗浄剤をつかうことも
できます。
まとめ
マウスピースはソフトタイプと
ハードタイプがあります。
ソフトタイプはホワイトニングや
コンタクトスポーツの衝撃から歯を
守ります。
ハードタイプは歯ぎしりの摩擦から歯を
守る。矯正治療。睡眠時無呼吸症候群の
治療に使われます。
ソフトタイプはネットなどで
売られていて、お湯出たためて
歯に押し付けるだけで作ることができます。
ただ、作るのが難しいので装着が悪いので
歯科医院で自分に合ったマウスピースを
装着することをお勧めします。
以上になります。
ご興味あれば石渡歯科クリニック
をご利用ください。
ご予約のお電話は
０３－３８５７－０９６１
ネット予約はこちらからどうぞ
少しずつ気を使うことで
歯を大切にする意識が高
まると思います。
今回の内容があなたの
健康寿命を延ばす手助け
になると幸いです。
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