「口の中を見たときに舌のわきに
コブがあるけど大丈夫かしら?」
そのコブは骨隆起と言って
骨が大きくなったものになります。
コブはすこしずつ大きくなるので
違和感は少ないようですが、
何気なく口の中をみたときに
気付いて不安になる方がいるようです。
解説していきます。
原因
骨隆起ができる原因はわかっていません。
考えられている原因は
骨の成長によるもので通常よりも成長して
おおきくなってしまった場合
歯ぎしりなど持続的な力がかかって
大きくなってしまった場合
が考えられます。
できやすい場所
上あごでは
上あごの真ん中や奥歯の頬っぺた側
![](https://ishiwatari-dental-clinic-official-website.com/wp-content/uploads/2023/07/torus_palataltorus_mild-150x150.png)
下あごでは
糸切り歯から奥歯にかけての内側
![](https://ishiwatari-dental-clinic-official-website.com/wp-content/uploads/2023/07/torus_mandibulartorus_mild-150x150.png)
にできやすいです。
治療法
治療法としてはコブを手術により
削り取ります。
ただし、骨隆起自体は悪さをしないので
そのまま経過観察することがあります。
また、取り除いても骨隆起が再びできる
こともあります。
手術をする状況としては
舌の動きを邪魔するときで
舌の動きが悪くなるとしゃべりづらくなったり
飲み込みが悪くなりますのでコブを取ります。
そのほかに入れ歯の邪魔になる時です。
コブがあると入れ歯が大きくなったり、
無理な設計で壊れやすくなりますので、
入れ歯を作る前に取り除くことがあります。
まとめ
骨隆起は骨がコブのようになる病気です。
詳しい原因はわかっていない。
考えられている原因としては
- 成長にしすぎよるよるもの
- 歯ぎしりの刺激で増える
コブができやすい場所は
上あごは
- 顎の真ん中
- 奥歯のほっぺた側
下あごは
- 糸切り歯から奥歯の内側にかけて
できます。
治療としては削って取り除く。
ただし、骨隆起ができたから絶対に
除去しなければならないわけではない。
加えて、取り除いても刺激により
また骨隆起ができることもある。
除去する場合は
- 舌の動きを邪魔するとき
- 入れ歯の邪魔になるとき
以上になります。
ご興味あれば石渡歯科クリニックをご利用ください。
ご予約のお電話は
03-3857-0961
ネット予約はこちらからどうぞ
少しずつ気を使うことで歯を大切にする意識が高まると思います。
今回の内容があなたの健康寿命を延ばす手助けになると幸いです。
コメント